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ロンシャン、新しい中国市場のブランドアンバサダーに女優の李一桐を起用

李一桐(リー・イトン)は、Instagram、Weibo、Douyin、Xiaohongshuを合わせて3,060万人以上のフォロワーを持つ注目の中国人女優です。そんな彼女が、フランスの高級ブランドロンシャンの新たな顔として、中国市場に登場します。

ロンシャンのクリエイティブディレクター、ソフィー・ドゥラフォンテーヌは、「李一桐さんをロンシャンファミリーに迎え入れることができ、とても嬉しく思います。彼女は非常に才能豊かな女優であり、そのエネルギーとプロフェッショナリズムには本当に感銘を受けました」とコメントしています。また、「彼女の自然体でエフォートレスな姿勢は、パリジャン女性のスタイルを反映しています」とも述べています。

33歳の李一桐は、2017年に公開された人気ファンタジーTVシリーズ「仙剣奇侠伝」での役柄や、2023年に公開された犯罪ドラマ「狂飆」で知られています。彼女は、中国国内外で多くのファンを持つ国際的なスターとして成長を遂げています。

パリの街角で撮影されたキャンペーン


今回のキャンペーンは、2024年秋コレクションのキーアイテムを着用した李一桐が、ベビーブルーの「ル・ローゾー」バッグを持ち、5月にパリの街角で撮影されました。キャンペーン撮影を担当したのは、パリを拠点とするフランス人ファッションフォトグラファーのアンソニー・セクラウィ氏で、スタイリングはフランス人スタイリストのジェラルディーヌ・サグリオ氏が手掛けました。このキャンペーンは今月後半に中国で正式に公開される予定です。

李一桐は、過去にロンシャンのブランドアンバサダーを務めた中国人俳優の高圓圓(ガオ・ユエンユエン)や王子文(ワン・ズーウェン)に続き、ブランドの最新アンバサダーとなります。ロンシャンは、機能性と「地に足のついたフランスブランド」としてのイメージでソーシャルメディアでも人気を博しています。特に、ロンシャンの「ル・プリアージュ」シリーズは、賢明な都会人の間で人気があり、Tmall(天猫)という中国のECプラットフォームでベストセラーとなっています。

高級化を目指すロンシャン


李一桐がキャンペーンで持っている「ル・ローゾー」バッグは、約2300人民元(約34,760円)から6400人民元(約96,640円)で販売されており、ロンシャンが中国市場でのさらなる高級化を目指していることを示しています。

このように、ロンシャンは中国市場でのプレゼンスを強化するために、人気と影響力を持つ李一桐をブランドの顔として起用し、さらなる成功を目指しています。

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